情報工学

HDMIとは?

HDMIのイメージ画像

HDMI!ってなんでござるか?

皆の者の麗しき御尊顔を拝し奉り、拙者、恐悦至極に存じ奉り候!

本日の「なにがし」はこれにござる!

「HDMI」ってなんでござるか?

むむ、拙者がザックリ解説していくでござる( ̄▽ ̄)

いとをかし事柄であるゆえ、是非最後までご覧あそばせ!

では出陣じゃー!!

何の略でござるか?

High-Definition Multimedia Interfaceの略

異国の略語なるゆえ、解せぬ!!

そんな其方に嚙み砕いて解説するでござる!

✅High-Definition:「高解像度」

✅Multimedia:この際「動画」「音楽」で良き!!

✅Interface「間に入るモノ」で良き!!

ゆえに、至極の動画・音楽と人間との間に入るもの!という意味でご理解頂きたい!

そもそもHDMIってなんでござるか?

奇麗な映像と音を伝える規格

そう、HDMIは予め決められた映像と音声を伝える「規格」で候!過去に比べ格段に「雅」かつ研ぎ澄まされた映像・音声ゆえ、近代では多岐に渡り使われておる( ̄▽ ̄)

この規格に準じて作られたのがこのHDMIケーブルでござる!

HDMI端子のイラスト

HDMIケーブル

ひと昔前までは、皆の者の屋敷でも赤・白・黄のRCA端子と呼ばれる三色コードでビデオデッキとTVを接続したり、スーパーファミコン、任天堂64、PS3とTVを接続していたのではないでござるか?

ちなみに三色はそれぞれ、赤:音声左、白:音声右、黄:映像でステレオに対応していたので候!ステレオとは左右から別々の音が同時に出せるという意味でござる!対して短音のモノラルというのも、そのまた昔は主流であった。「モノ」は1つのという意味でモノレールやモノトーンも同じ理屈じゃ( ̄▽ ̄)

RCA端子(三色ケーブルともいう)

出典:Wikipedia

 

PCに至ってもHDMIケーブルがなかったころはVGAケーブルと呼ばれるアナログケーブルを使用していたり、DVIと呼ばれるデジタルケーブルを使用していたのでござる。

DVIは最近あまり見かけないが、VGAに至っては未だに現役であり、オフィスのPCやプロジェクタへの映像出力に使われている。

これらは映像だけを送ることができるケーブルであり、映像と音声を同時に送ることができるHDMIとの大きな違いでござる!

VGA端子・D-sub端子のイラスト

VGAケーブル(RGB、D-sub端子ともいう)

プロジェクターを使ってプレゼンをする人のイラスト

プロジェクタ

 

何ができるのござるか?

映像・音声データの送信、および制御機能

むむ、映像・音声を1本のケーブルで送れるということについては触れてきたが、ここで今までには無かった新技をご紹介するでござる!

その名も「制御機能」で候!

HDMI1.2aというバージョンから映像・音声に加えて制御信号を送ることができる仕様になったのでござる!わかりやすいところで言うとAmazonのFire TV StickのリモコンからTVの電源ON/OFFや音量調整が制御できることじゃ!

当時のTVにもビエラリンク、ブラビアリンク、Woooリンクなどの機能がござったが、あれじゃアレ!!

本来、TVはTV本体に組込まれたリモコン受信機で信号を受信する。よくTVの前に任天堂スイッチを置いてあって、リモコンが効かない!!などといったことが起こるのもそうせいでござる!されど、Fire TV Stickのリモコンの信号を受信するのはHDMIの口にぶら下っているFire TV Stickの端末じゃ!

GoogleのChromecastも同様に外部入力設定を自身が接続されているチャネルに切替てくれるのでござる( ̄▽ ̄)

Fire TV Stickのリモコン

HDMIはいつからあるのでござるか?

2002年から!

HDMIの歴史をざっくりと解説するで候!

PC向けのDVIを元にソニー、東芝、日立製作所、パナソニック、テクニカラー、フィリップス、Silicon Imageなる面々が共同で策定した通信規格、それがHDMIでござる!

2002年:HDMI 1.0リリース!

拙者はまだ青春のさなかじゃ。

世の中では1本のケーブルで映像と音声をお届けできるようになっていたのでござる。解像度は1080pに対応でござる。解像度についてはこちら(工事中)の記事で解説しているで候。

2004年:HDMI USB1.1

ソニーがPSPを発売した年でござる( ̄▽ ̄)拙者もよくモンハンをやったものじゃ!モンハンは翌年2005年でござるが…

ここのバージョンアップでDVDに対応したのでござる!

2005年:HDMI 1.2/1.2a

うむ、モンハンが発売された年じゃ!

1.2aここで制御機能が搭載じゃ!

2006年:HDMI 1.3/1.3a

FIFAワールドカップのドイツ大会の年でござるな!

解像度は1440pに対応でござる。Mini HDMIが登場したのもこの辺でござる。

2009年:HDMI 1.4   2010年:HDMI 1.4a  2011年:HDMI 1.4b

インターネットにTVを繋ぐことができた時代、HDMIで接続した機器も同時にインターネットに繋ぐことができる機能HDMI Ethernetを搭載。IOTへの先駆けでござるな!

Micro HDMIが登場したのもこの辺でござる。拙者が当時使っていたXperia SO-03Dに付いていたのが懐かしいでござる。撮影した動画をその場でTV画面に映して盛り上がっていたのを思い出すでござるな( ̄▽ ̄)

2013年:HDMI 2.0  2015年:HDMI 2.0a  2016年:HDMI 2.0b

解像度は2016pに対応。画面解像度は4K(3840×2160)でござる。画面解像度については同じくこちら(工事中)の記事で解説しているで候。2.0aでは輝度についての新技HDR(High Dynamic Range)が追加されたのでござる!

2017年:HDMI 2.1

解像度は4320pに対応。画面解像度は8K(7680×4320)でござる。今後の展開に目が離せないでござるな!期待じゃ!

大儀であった!

最後まで感謝でござる!

このブログは

  • 聞いたことあるけどよくわからない
  • 調べる程じゃないない
  • ドヤれそうな話

という内容を拙者がザックリ解説したり、ねことおふざけしたりしておる。

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次回の更新をしばし待たれよ、皆の訪問を座して待つ!

ねこ技師

 

 

ABOUT ME
ねこ技師
普段は電機メーカの設計者として、製品開発に情熱を注いでいます。このブログでは、電気電子情報工学について書いていきたいと思います。 趣味はPCやガジェット系について知識を深めることなので、その視点でもブログを通じて経験や学びを共有できればと思います。このブログが同じような分野に興味を持つ方にとって有益な情報源となれば幸いです。